経済的自由を目指すmockが送る株日記。 元理系大学院生の株日記

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内部留保の分配とは?

2009.01.13(03:12) 537

企業は、安く雇った派遣労働者を使い、内部留保を溜め込んだ。そのため、溜め込んだ内部留保は、派遣労働者に分配されるべきであるという主張があります。

輸出企業では、海外生産比率が2割程度です。安く雇った派遣労働者で内部留保を作ったというのならば、その2割は、海外の労働者が作ったものです。また、誰でも簡単に組み立てられるように製品を設計士した製品設計者、ミスが起こらないラインを作ったライン設計者にも分配される必要があると考えます。

昨日今日生産ラインに立った人が、熟練ライン作業者と同じように単純作業で製品を組み立てられるのは、製品設計、ライン設計、品質管理部門の不断の努力のおかげです。我々の設計した製品が無事組みあがるのも、ライン作業者がいるからであるけれど。要するに、派遣労働者に分配されるのであれば、我々正社員にも分配があってしかるべきです。

また、製品を作れるのも資本金があるおかげ、そのため、資本金を提供した株主にも分配があってしかるべきでしょう。最も株主としては、豊富な内部留保を使用し、海外企業の買収や、不況下でも未来に向けた設備投資、研究開発投資似まわしてもらえれば文句はありません。また、分配するべき内部留保の何割かは、海外にとどまっていることも忘れてはいけません。去年末の新聞記事では、17,8兆円あるとされていました。

残念なことに、私の会社の上層部は、不況の時にこれまでためた内部留保を有効活用する。といった発想はないようです。偶然、自社の技術開発会議の議事録を読む機会に恵まれたのですが、経営の中枢にいるべき、役員様(新参者)から、うちは内部留保を食いつぶしていけばめったなことではつぶれない。だから、このまま不況を我慢していれば良いとの発言があった模様です。これは、不況下で企業が淘汰されるという考えに基づけば、ある意味では正しいです。ただし、みなが暴風雨に耐えている時に、同じように耐え、みなが晴天下を闊歩している時に同じように闊歩したのでは、いずれ、その他大勢の企業になってしまうのではないでしょうか。永守信者ではありませんが、今回のような円高を伴う不況下に、海外競合の買収、優れた技術を持つ会社への出資、新技術の取得など、有効的に使用して欲しいものです。2,3年の内にそのような買収劇がなければ、同じような機会をまた待ち続けなければなりません。

参考URL

http://www.pref.osaka.jp/aid/naniwa/naniwa2005/n2004_6_5.pdf

http://plaza.rakuten.co.jp/kurukku2004/diary/?act=reswrite&res_title=%C6%E2%C9%F4%CE%B1%CA%DD%A4%C7%C7%C9%B8%AF%BC%D2%B0%F7%A4%CF%B5%DF%A4%A8%A4%DE%A4%BB%A4%F3&d_date=2009-01-09&theme_id=44317&d_seq=0

追記

池田信夫blogに、労働分配率のグラフがあった。2005年のグラフ読み取り値では、75%程度であるようだ(元のグラフは、こちらのもののようだhttp://www.mri.co.jp/COLUMN/ASPECT/GOTO/20070201GY.html)。労働分配率=人件費/(人件費+営業利益)という見慣れた指標でも、80%程度である。経営者の頭の中では、労働分配率は、50%以下が指標となっているようだが、これが実施されると、給料が半分に激減するか、利益率を倍増させなくてはいけない。大変なことだ。ただし、そのような会社が割安状態であれば、投資対象としてこの上ない。

ここ数年、企業収益は、高水準にあったようだが、今後、企業収益の悪化が予想される。分母が小さくなるため、労働分配率が上昇することが予想される。労働分配率を上げよという主張は勝手に達成されてしまうが、それでいいのだろうか。労働分配率は、所得水準の上昇を求める時には、参考にならない値なのではないだろうか。

参考URL

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a35608e0284ada31cab5f18d7208c554

http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2009/01/post-ea60.html

http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=492

http://www.mri.co.jp/COLUMN/ASPECT/GOTO/20070201GY.html

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